欲しがります負けたって

ミュージカルと旅とたべもの

王妃の館/VIVA!FESTA!

東北から毎週通っている友人に連行されて観てきた。
実はまぁみり体制になってから生で観るの初めて。宙担だったのに!王家もエリザもぼんやりしてるうちに東のチケット消えてたんだ!
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王妃の館

浅田次郎原作小説の舞台化。小説未読、映画未見なのでオリジナル設定などはわからないけど、とても面白かった。演出家の方は大劇デビュー作なんですね。バウ作品も面白かったし今後が期待できそう。
終始コミカルで、登場人物がたくさんいてもしっかりキャラが立っていてみんな魅力的で、最初から最後まで楽しかった。原作付きなのでお話の筋書きにも無理がないし、ちゃんといい感じにまとまっているし。
(いや、商業のお芝居として当たり前のことを言っているようだけど、宝塚のオリジナル作品は本当ーに脚本が支離滅裂でひどいものもあるので)
パリを舞台としながら登場人物がみんな日本人というのも、宝塚では逆に珍しくて面白いと思ったな。
あと、これは完全なる偶然だけど、なんてタイムリーな公演なんだ…!と笑い転げてしまった。てるみくらぶの大騒動がちょうど西と東の上演の合間にあるなんて、宙組さん、持ってるなあ。いやあの事件自体は笑い事ではないんだけど。それにしても「潰れかけの旅行会社がダブルブッキングツアーを開催」という設定があんなにすんなり頭に入ってきて、妙にリアリティすら感じられるのは確実にこのタイミングもあると思う。
 
変人小説家の主人公を演じるまぁ様、いつのまにあんなコメディエンヌに。たくさん笑いを取っていた。
主人公が変人である際によくあるギャップを感じさせるキュン死シーン、みたいなのが敢えて全て取っ払われていて、清々しくてよかったです。あと衣装がどれもこれも冷静に考えるとおかしいんだけど(吉本新喜劇だったりカーテンだったり)まぁ様が着ると普通に似合ってしまっているのが朝夏まなとだ…って感じだった。。
旅行会社社長兼ガイドのみりおんは「そのまんまみりおん」という感じで、とてもしっくりきていた。いや、伝え聞く彼女の人柄しか知らないけど、役作りに苦労しなかったんじゃないかな。こういうチャキチャキした女性の役って、宝塚で娘役さんがやるとうるさすぎたりうざい女丸出しみたいになることもあるけど、みりおんはナチュラルだったなあ。トップになってからはなかなか縁がなかったタイプの役だと思うので、最後にこういうキャラクターに当たって楽しいんじゃないかな。そして衣装がどれも可愛かった!あんな柄or柄着こなせるのはさすが。
一人だけ時代設定の違うルイ15世に扮するマカゼもよかった。コスチューム物が似合うよなー。あとしばらく見てなかったので何を今更と言われそうですが、マカゼ、めっちゃお歌上手くなったね…?!びっくりした。
観劇前にあれこれ聞いていたまこちゃん&クレヨンちゃんがとっても可愛くてきゅんきゅんしながら見てました。二人のラブラブストーリーをTLで見つつ、きっと妄想なんだろうな〜と思っていたら作品中で普通にくっついてびっくりした。ちなみに日替わりアドリブは「まこちゃん、後でぎゅーってして!」「ああ」でした。かわいい!
まこちゃんは硬派な警察官であんなにイケメンだけど、彼女いない歴=年齢だったり、付き合ってもいない相手にパリ旅行を誘っちゃう重い男なわけじゃないですか。クレヨンちゃんは顔も中身もかわいいし、コミュニテイ内で普通にモテると思うので、あの二人は案外まこちゃんがやきもきさせられる関係になるんじゃないかな〜と妄想してます。いやでもクレヨンちゃんは誤解されるようなことはしないだろうな。嫉妬されたら喜ぶだろうけど。
あと早見さんとピエールのロマンスもかわいくてよかったなー。戸川くんのへろへろ芝居も可愛かったなー。みんなかわいい。泥棒夫婦は友達のご贔屓だったのでガン見してました。あと久しぶりにお芝居で見たすっしぃさんの包容力にめろめろになったりしてました。はーーーすっしぃさん格好良いよーー。
全体的にみんな楽しそうだなあ、今の宙組仲良さそうでいいなあという印象でした。
 
VIVA! FESTA!
 
観た友人達がみんなびばびば言ってたのがわかった。脳内でぐるぐる回るねびばびば…。びーばびばびばふぇすた〜。脳内麻薬がびばびば、違うどばどば分泌されるのを感じる。
一番好きなシーンはソーラン節!!すごい!楽しかった!!みんなも楽しそうだった!がんがん煽ってくる感じ、いいなー。
あとお芝居パートで超キュートだったクレヨンちゃんがオラオライケメンになってキュンときたり、戸川くんかわいいな〜と思ってたらショーでもお歌上手くていいなと思ったり(後から聞いたら桜木みなとさんと仰るんですね…また95期かよ!!!)(最近ふらっと宝塚を観て気になる人は大体95期という恐ろしい呪いにかかっている、沼の予感しかしない)
あとオペラグラスの視界に今チラッと美女がいた!と思って視線を移すと怜美うららちゃんだった、ということが複数回ありました。本当にお綺麗ですね、彼女…清純派な顔なのに艶かしくて、方向性は違うけどいろんな意味で檀ちゃんを観てた頃の気持ちを思い出す。。
全体としてお芝居より好みだ!神ショー!!という感じではなかったけど、にこにこ楽しく観られる感じでした。ソーラン節だけ延々とリピートしたいな…。
ラストデュエダンはうるっときますね。みりおん、まぁ様と組めてよかったなあ…としみじみ思いました。かなめさんがどうこうというわけでなく、やっぱり他組の娘1に比べてポスターでの扱いだったり、そもそもの役どころだったり、不遇だったなあと思うので…。いつでもコンビセット売りする必要はないし、ビジネス仲良ししなくてもいいと思うけど、やっぱトップコンビが仲良しな設定の舞台は癒されますよね…。個人的に、ちゃぴのように単体でめちゃくちゃ好きな娘役さん!というわけではなかったけど、お嫁にきて、宙組を支えてくれてありがとうという気持ちです…我ながら誰目線なんだろう。
まぁ様のサヨナラ公演もお誘い頂いたので、タイミングが合えば行きたいなーという感じです。そんなノリで取れるんだろうか。
余談ですがめちゃくちゃ久しぶりにB席で観て、全体が見渡せることと値段の安さに感動しました…。3500円て。映画の正規料金2回分より安いんだよな、本当にありがたい。西にいた頃はよく当Bとかも観てたけどありえない安さだよね…ありがたい…。