5年日記のすゝめ

スポンサーリンク

新しい日記帳を買いました。
f:id:oukakreuz:20171216104537j:imageここに私の2018年〜2022年を記録していく予定。元旦から使い始めるのが楽しみ!

私はとにかくなんでも記録しておきたい性質で、夫には記録中毒者、記録厨と呼ばれている。ブログは形を変えながらもう15年ほどやっているし、旅行中はトラベラーズノートに行動や気付いたことを逐一書き留めているし、美術展や水族館の半券、感動的に美味しかったレストランで頂いたメニュー表やショップカードもスクラップ用ノートにペタペタ貼っている。(さすがに数が多すぎて、映画や舞台の半券を保存するのは数年前にやめた)f:id:oukakreuz:20171215151657j:imageこんなかんじ。(本当にただ貼ってるだけ。スクラップのセンスはない。)

そんな私が一番記録していて楽しいなあと思うのは、冒頭に書いた5年日記(アナログ)です。「○年日記」を買うのは、これが4冊目。
小学6年生の時に、空白スペースの大きな手帳に一言日記をつけるようになり、そこから日記帳を買うようになり、中学3年生の時に3年日記を購入、3年日記→5年日記→5年日記と使い続けて来年から4冊目というわけです。f:id:oukakreuz:20171215151634j:image

「5年日記」は日付が割り振られたページが縦に5分割されていて、上から順に書いていく形式の日記帳。

f:id:oukakreuz:20171215144359p:plain

この形だと、2年目以降は日記を書く際に上段に去年の自分の日記が読める。5年目になると過去4年分の記録が詰まったページに書き込むことになるわけで、これがめちゃくちゃ楽しい。

私はツイッターでよく「去年の今日は○○してた」とか「3年前の今日は○○に初めて行った日だ」なんて呟いているんだけど、情報源は全てこの5年日記です。

偶然3年連続で同じ人と会ってる!とか、今ではすっかり自分の一部となったこのジャンル(漫画)を初めて読んだのは4年前の今日なのかー、とか、いろんな発見があって、本当に毎日楽しい。
特に、人と会う予定もなく、放っておけば忘れ去っていくような日常の記録が少しでも残っているのは、すごく面白い。ああ、この頃こんな名前の取引先と仕事してたんだなとか、そういやこの朝ドラにハマってたなとか、小さなことを思い出せる。 

毎日そんなに書くことある?とよく聞かれるんだけど、今だと平日は大体、昼夜に食べたものとか、行動を記録しているだけで、叙情的な文章は全くない。なんなら「つかれた」「もうやだ」とか「週末が楽しみ!」みたいな一言しか書いていない日もあって、それはそれで空気感が伝わってきて面白い。

「○年日記」は大きく分けると多分2パターンあって、日付の入っているもの(普通は1/1始まり)と、日付の入っていないもの。
日付の入っていないものは、自分で好きな日付から書き込めるので、例えば自分の誕生日など、気が向いた日から開始できるのが良いみたい。
私は日付が入っているもの、その中でもさらに「年」と「曜日」まで記入されているものが好きです。
理由は①毎日記入する面倒が省けるし、②日記をうっかり書き忘れた時に、曜日によってそれに気付けるから。
私は2017年まではハードカバーの博文館のこちらをリピート買いしてた。

博文館 日記 2018年 1月始まり 5年連用ダイアリー A5 ピンク No.020

博文館 日記 2018年 1月始まり 5年連用ダイアリー A5 ピンク No.020

 

こういう表紙が可愛いもの↓は大体、日付なしか、日付は入っていても年と曜日は入っていないのだよね。まあ、売れる期間がものすごく限定されちゃうもんね。

アーティミス 日記帳 5年連用 星座 青 DP5-SE NV

アーティミス 日記帳 5年連用 星座 青 DP5-SE NV

 

今年は能率手帳さん(もちろん年・曜日記載済み)がローラ・アシュレイとコラボしたものを発見したので喜び購入したのでした。

5年も使うので柄物は飽きるかな、とも思ったけど、華やかなのを使ってみたくなって。

たまに「次は10年日記に挑戦しようかな」と思うこともあるのだけど、とりあえず今回は5年のリピートを選んだ。理由は、10年後の自分に、10年前の日記と毎日向き合う元気があるかわからないからです!!!
個人的に「わ〜この頃こんなこと考えてたんだ〜」と微笑ましく読み返すには5年前(大学卒業時)くらいまでがベストで、それ以上昔のものは内容や文体に全身が痒くなったり忘れたかった人が夢に出てきたり、なんてことがあるので封印している。さすがにアラサーからの10年間の記録でそんなことは起きないと信じたいけども。

結局封印してるのに書く意味あるんかいとか、物質的に残る黒歴史を作ってそれを最終的にどうするつもりなんだとか、他人につっこまれなくても自分でも思ってるよ!でも記録が趣味なの!使い道がなくても外食したら食べ物の写真撮っちゃうのと一緒!
個人的には日記帳はまとめて棺桶に入れてもらいたいし、死後に発見されるなら顔も見たことのない曽孫とかがいいです。

===

「記録することで満足してしまって、逆に記憶が薄れる」という説も聞いたことがあるけど、私は私の記憶力をそこまで信じていないし、「人は忘れることで生きていける生き物だ、忘れた方がいいこともある」という言説は本当にその通りだと実感することは多々あれど、まだそこまで割り切れない。
私は私が記録しておかないと誰の記憶にも残らないようなこと(たとえば10日前の昼休みに一人で何を食べたか、昨夜夫が買ってきた花の名前、など)を忘れていくことの方が怖い。嬉しかった言葉、強く感じたこと、全てどこかに何かを残しておきたい。
そしていつか身体が動かなくなって、一人じゃ新しい楽しみが何も見つからなくなるような日が来たら、毎日少しずつ過去の記録を読み返して反芻して過ごすんだ!(私は「いずれ飛行機で飛び回ったり舞台に通ったり美味しいものを食べたりできなくても生きなきゃいけなくなる日が来る」という暗い前提思考で生きている節がある。)

すごい根暗なまとめになったけど、5年日記は本当に楽しいですよ。おすすめ。ちょうど年末だし、気が向いたら元旦から始めてみてはいかがでしょう。